イールドシリーズ まとめ

毎回のセッションごとに振り返って気づきや感想を記録してきました。
今回は最後にイールドシリーズ全8回を終えての全体的な感想などを書きました。
まとめを書くにあたって、1回目から読み返したのですが、改めて書いていてよかったと感じています。
受けている最中は日常生活の中でも意識をより深く自分自身に向ける助けになり、全8回終了後は読み返しながらその時の感覚を思い出し、今の感覚や自分の状況の変化を感じ、自身の感覚を信頼する力強い助けになっています。
体感を通して変化をしていることを感じてきたので、思考とのズレがまだある感じがあるものの大幅に自分の感覚への信頼感がアップしていることを感じます。

イールドワークを受ける約1年前に受け始めたクラニオで、意識を内側に戻す感覚を得ていたことや内側のセカセカした感覚が軽減した状態で受け始めたことでイールドワークがより活かされたのではないかなと感じています。特に、イールドワーク3回目くらいまでのセッションで感じた、不思議な感覚をすんなり受け入れられたかなと思っています。
ベストタイミングでイールドのセッションを受け始めることができたと感じています。

ラニオのセッションを受けている最中から日々の穏やかさを感じてはいたけれど、イールドシリーズ後半には日常生活が穏やかであることが当たり前な状態になり、穏やかで落ち着いている感覚があり方の基本として定着していることに頭が感覚に追いついて納得してくれたように感じています。
心地よくフラットな状態を体感として知ると、過去の焦りと不安から行動していた自分自身の感覚があきらかに重くてザワザワしていたと感覚の違いを感じることができました。頭で考えすぎているときや意識が外側に向きすぎている時には感覚で気づくことができ、入り込みすぎずにいられるようにいられるようになりました。

自分の中に拠り所を体感でつくることができて、安心感を得ています。行動をすることがより良い方向へ繋がる出発点の土台が整ってきたんだと嬉しさを感じています。

"体はすでに変化を感じ取っている"、これを7、8回目で私は体感を通して思い知らされました。言葉で表現しきれないですが、頭の中に"!!"がぱっと浮かんで感覚に刻み込まれた感じです。

私の中の"すぐに""早く""一気に"変えたい、終わらせたいとセカセカした気持ちは根強くあるけれど、焦っても仕方がない、マイペースで自分の人生を進んでいくしかないんだと、良い意味でのあきらめのような感覚が体の内側から自然と湧いてきて、体の力が抜けたような気がしています。

自分自身の感覚に意識を向けること、向け直すことがだいぶ習慣化してきているので、以下の2つのことを新しく当たり前にしてより感覚に対して信頼を深めて自分と仲良くなっていきたいと思います。

①何かを選ぶ・決めるときに感覚に従うこと(まずは身の回りの小さなことから)

②ひとつひとつ、丁寧に気づいて修正や調整を繰り返し続ける

何ヵ月後、何年後かに今を懐かしく感じている自分を想像してみたら、なんとなく楽しみになってきました。

イールド8回目

イールドシリーズ最後の8回目は、その日の朝に、なんとなく今日でイールドは予定どおり終了かなという予感がありました。

実際にセッションを受けた感覚は、さっぱりしていた印象で、自分の中で思考と感覚がまとまった感じがありました。

イールド8回目が終わってはっきりしたことがありました。前回セッション時に"なんだか終わりっぽい感じだな"という感じがしたことが気のせいではなく、実は体の方はイールドシリーズの終了を感じていたということです。なので、今回は頭が点検や確認をして、納得したのだと思いました。

体が先に何か変化などを感じとり、あとから頭がついてくるってこういうことなのかと明確に感じることができました。私の感覚もちゃんと機能していることを体感し、内側からじわ~っと安心感を感じました。感覚の正確さを実感すればするほど、さらっと流さず大切にしようと改めて強く感じました。

もうひとつ、驚きな気づきがありました。小学5年生の時に経験した引っ越しが思っている以上に根に持っていたことです。

セッション前のちょっとした会話中に、引っ越しが嫌だったという話をしていたら、感情だけでなく目に涙まで浮かんできて、そんな自分自身にビックリしてしまいました。確かに楽しかったことよりも嫌な思い出のほうが思い浮かぶような経験でしたが、いまだにひっかかっていたとは思いもよりませんでした。

私が変化に対して必要以上に抵抗するのは、この引っ越しの経験がネガティブな思い出と結びつき、変化=嫌なことが起きるものだと思い込んでいるのかもと気づきからさらに気づきがありました。

この日、セッションからの帰り道で肩・鎖骨あたりがストンと軽くなっていることに気づき、またひとつわだかまりが溶けたように思います。

イールド7回目

イールド7回目の感想です。

今回のセッションは終始心地よい時間でした。

セッションを振り返りながら、思い出したことがありました。イールド1回目のセッション中に感じた感覚です。

【空間で納まるべきところにきっちり納まって整っているという感じでした】(イールド1回目の感想より)

この時と同じなのだけれど、窮屈な感覚はなく、自由にゆったりと柔らかな空間に存在している感覚でした。

体感では数分間意識がフッとどこかにいくという瞬間もありました。リラックスしていて、このまま動きたくないなぁと思うほどの気持ちよさが続いていました。

帰り際、今まで一番のスッキリ感と体がひとまわり小さくなった感覚を感じました。

前回の感想で、歯みがきの気持ちよさを感じていることに気づいたことを書いていたのですが、さらに洗濯された服を着る瞬間の気持ちよさ等々増えていっています。(※イールド6回目:https://shimiii-a.hatenablog.com/entry/2023/05/27/123200)

心地よい感覚だけではなく、私自身の苦手なことで、ずっとつまづいてきたことがくっきり浮かび上がってきた感覚があります。

ほぼ毎回この感想は、家でまとめていたのですが、今回は外に出てまとめてみようと思い立ち、いつもと違う環境で書いてみました。

そこで感じたのは、生活をしている場所だと自分自身の気持ちと向き合っているようで、そうでもないのかもしれないと感じました。

自分自身の感覚や気持ちに意識を向けて、感じていると思っていたけれど、流していたり、背けていたりすることがあることを改めて感じています。

イールド6回目

イールドシリーズの終わりが近くなってきました。6回目の感覚や気づきのまとめです。

前回同様、腕のしびれと下腹部あたりが引っ張られるような感覚がメインでした。今回はしびれを感じる範囲が少なく、左右同時に腕の芯部に感じていました。この2つの感覚が、強まったり、弱まるもしくはなくなったりがゆるゆると波のように起きていることを感じていました。そして、最後はこれまでと同じように穏やかな感覚に戻っていくというような感じでした。

セッション終了後の体の倦怠感がこれまでのセッションの中で一番強かったです。ほぼ毎回セッション直後に体の周りや内側に爽快感を感じるのですが、今回は特に首周り、のどあたりに軽さ、広がりを感じました。

*セッション翌日以降の感覚などの気づき

左肩~右肩をピンと1本のストローのような細い棒が渡っていて、そこから体が整ってくる感覚が数日続いています。肩幅が広がっているような感覚があり、体を伸ばすことがいつも以上に気持ちよく感じています。

目を閉じて呼吸をすると、体の力が緩んでいる感覚や体全体がぼわーっと広がっているような感じがあります。前回セッション後に気づいた目の感覚がさらに広がっているなと思いました。

不快な感覚についても、今までこんなふうに感じることあったかなと新たに感じることがありました。

6回目のセッションを受ける数日前くらいにふと、歯みがきがとても気持ちがよいと感じていることに気づきました。今までこんな感覚になったことあったかなと思うほどです。また、味を細かく感じていることにも気づきました。さらに、家の中の身のまわりのものに意識を向けながら気づいたのですが、もしかして約10年くらい前の感覚や意識のまま日々を過ごしているのでは?ということです。いろいろ見直しながら、今の感覚に合わせてまずは生活空間を更新中です。

イールド5回目

いつもセッション中の感覚や流れをわりと覚えていて、振り返りながら言語化していたのだけれど、今回は記憶が曖昧な部分や忘れてしまっていること(特にセッション中盤あたり)が多くありました。そのため、セッション後の感覚や気づきが多めな感じになりました。

セッション当日の朝、なんとく緊張している自分に気づいて、さらに胃のあたりにもじんわりと痛みを感じていました。この感覚は移動中には落ち着いていきました。

セッションが始まる前、再び胃のあたりにギューッと痛みを感じました。

セッションが始まると、だいたいスーッと気持ちも頭も落ち着つようになっていたのですが、今回は思考が静まるまでに時間がかかりました。

始まりから左腕、胃のしびれや下腹部の一部分が引っ張られるような感覚がありました。対照的に右側は、とくに感覚はなく、静まり返っていました。

セッション終盤近くになって右腕にもしびれを感じ、左右の感覚差が減っていくことを感じました。

今回のセッションで印象的だったのが、目の感覚でした。最初の方で体勢を整えるときに目に意識を向けたこともあったからか、まぶたが軽くなったことをはっきりと感じました。余計な力がとれて体全体と気持ちが軽くなった感じがしました。

セッション後、これまでにないくらいの強いだるさを感じました。起き上がる気持ちが出てくること、起き上がって体を落ち着かせることにいつもより時間を必要とした感じがありました。

今回はひっそりと体の上半身の内側に薄くて透明なフィルムのようなものがさらっと出てきて消えたような感じがしました。

じわりじわりと段階を踏んで変化をすすめていっている感じをとても体感しています。しかもその回によって段の高さが異なっているなと感じています。今回は普段生活していて使うような階段くらいの段だったかなと感じました。

目を閉じたときのホッとした感じがより充実している感じがしています。目を閉じると同時にパタッと頭のざわつきもスッと静まる感じがあって、すごく心地良さを感じます。

振り返っていてあれっ?と気づいたのですが、前回のセッション後、強く感じていた抵抗感とか、前へ進むのを止めようとする感覚を今は感じていないことです。

あれっ?と感じたことがもうひとつありました。(薄々感じていたけれど、言語化して出てきた感じ?)

負の感情を感じないようにするためにエネルギーを使っているということです。波風立てないように、面倒なことを避けるためにマイルドな我慢をしていました。そして、穏やかに過ごせたことにほっとしていました。

~したいから行動するよりも嫌なこと、嫌な気持ちになることを回避するための行動が多い!というよりほぼ後者の行動を日常でとっていたことに気づいてしまいました。

マイルドな我慢をして感じたほっとするって根本が違う気がする・・・気づいてすぐは驚きだけだったけれど、しばらくしたら、ほっと気持ちが軽くなった感じがしました。

習慣を変えていく

何となく食べることをやめてみる。小さなことから変えていこうと思い立ってやってみた。

数日前、会社からの帰宅途中になんだか夕飯を食べる気がしないと感じたので食べることをやめようかなと思った。

いつもだったら途中で気が変わってふらふら~とスーパーに寄ってみたり、家にあるものを結局食べていた。

けれど、今回は違った。食べないで、しかも早めの就寝ができた!

意外とできるなとちょっとうれしくなった。

次回からも“食べたくなかったら食べない”という選択ができそう。

イールド4回目

前回がイールドワークシリーズの一区切りのタイミングだったこともあり、今回はセッション前に以下の3つを意識してみました。
*どんな感覚を感じても大丈夫
*変化することを受け入れよう
*できるだけ気持ちをフラットな状態でいよう

この日のスタートは、迷いなく清々しく、気持ちの良い感覚をはっきり感じました。
私の周りに心地よいエリアがあることをくっきりと感じました。そのエリアがぽわーんと守られている感がありました。
私がイメージするバリア的なものは寄せ付けないとかピリッとした緊張感のある感じだなと思っていたので不思議な感覚でした。

ラクティショナーのしのぶさんにサポートしてもらいながら左腕をいい感じのところを探っていたら、急にパッとここ!というところがわかり、同時に左腕をすんなり動かしていました。(言語化すると意味不明な感じで、体が感じたことをスムーズに行動に移せた軽やかな感覚を体験したことを伝えたかったため書いてみました。)
感覚に従って動かせたあとの深い満足感がとても強く体の中心に残っています。“まさにそこ!”“そう、そう、そんな感じ!いいねー”と自分自身に声をかけたくなる感じでした。
このおかしな体勢でこの満足感を感じ、それが身体の中心に浸透していくのを感じが不思議でした。

続いて右側。
左側と比較すると何となくモゾモゾしてなかなか定めきれない感じが続きました。
その後、位置が定まった後にももっとどこまでも右腕を伸ばしたい感覚がありました。その感覚をしのぶさんのサポートで位置を調整し、しばらくすると心の落ち着きと満足感を感じました。

今回もまた新たな感覚を得て、嬉しくなりました。また、ちゃんと私は自分にとっていい感じとか心地よさを知っているし、わかるんだと改めて感じて安心しました。

ここからはセッション後に感じたことです。

自分の意見や感じていることを言葉にして伝えることに苦手意識をもっていることは自覚していたので、今回感じた感覚(もぞもぞ感、ためらい感)に妙な納得感がありました。

セッション後すぐに言葉にできなかったけれど、振り返っていたら、言葉が浮かんできた。足が力強くなっていました。今のところこの言葉がしっくりきた気がします。

翌朝、目が覚めた後すぐに、これまでがんばって生きていたんだ、やりたいことを一生懸命自分自身にやらせてあげたんだと、急にそんな思いと涙まで流れました。そんな状態でしたが、冷静に過去の自分のやってきたことをやっと認めて受け入れつつあるのかなと思っている自分がいました。
まだ何か体の内側にあるという漠然としたモヤモヤがあることは感じてい見えていないのだけれど、わだかまりとかこびりついている何か思いのカスの存在を直視できるようになってきたのでは?と進歩を感じました。

今回のセッションを振り返った時に、体が落ち着かない感じとか、心のざわつき、イヤ~な感じがあるなともう一人の自分が確認している感覚があります。
おそらく今まで見たくないやり過ごしてきたことに向き合って超えていけるタイミングがきているのかな・・・と感じています。

じわじわと核心迫ってきているこの感覚がどんなふうになっていくのか不安と楽しみが入り混じった気持ちでいます。

"自分自身が受け取れる範囲のことしか起きない"(正確には覚えていないのだけれどこんな感じのニュアンス)としのぶさんから教えていただいたり、私自身もあとからこれがあの時聞いていた話しの感覚なのかなという体感があるので、自分への信頼感をもっと深めていきたいなと思いました。